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ある連続性の中で人は変化していくもので、しかも下に向かって引力が働いているので堕落していくときは気付いてもなかなかなかなか抜けられないということがある。
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飛行できる生物だとして、何か羽にほんのわずかでも不具合がある場合、始めこそは気にならないかもしれないが、後々になって累積がついてやがて落ちていってしまうということがある。
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そういうときに、羽を一時的に休めようとか、悪い部分を修復しようと思っても、それには時間がかかるしそれをしている間も落下は止められないわけで、結果的に療養中の人でも、第三者からはただ何もせず引力に身をゆだねているようにしか見えない。
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そういうときに周りの目を気にして無理に飛翔を再開しようとすれば、さらに深刻に羽を痛めることになる。