ある彗星が地球に接近してきている。
そのため地上からも肉眼でよく見える。大きさは月より一回り大きいくらい。
尾や、模様もあったかもしれない。
時間帯は忘れたが、その彗星を見上げている。彗星の周りを、4色の細い光線が
ぐるぐると囲んで動いているのが見える。
なんだ? と驚き不思議に思うが、それは彗星が接近している影響で、つまり
彗星から放射されている電磁波のようなものが、地球に届いて、われわれの
視覚に影響を及ぼしているための現象だと近くにいた誰か、忘れたが、が説明
してくれる。成程と思って、もう一度彗星とその周りの光線とをよく見る。
すると、彗星と思っていたのが、上弦位の月に変化し、その周りを光線が回っていた。
光線の束は直線になってするすると移動を始める。
始め4色と思っていたのが、よく見ると3色になっている。
人の中には彗星の影響を受けず、光線が見えない人もいるようで、近くにいた、
母だったと思うが、人の中には見えていない人もいた。
面白かったので口で説明する、
「緑の光が軸となって、その周りを3本の青い光と1本の黄色い光とが2重螺旋を
描きながらて移動している」光線はその形を保って、伸び縮みしながらゆっくりと視界を
微生物か、海中の軟体生物のように移動していた。ときどき、光線の
配置や、形、数、などが多様に変化した。
見ると、ちょうど赤い色の光線が出現したところであり、
ああやっぱり4色あったんだ、と思った。
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