1位「天空の城ラピュタ」
ここまで前フリしたこともあるが、とにかく主人公2人の勧善懲悪ぶりが嫌いです。2度言いました。しかし、音楽は好きでした。あの2人の視野の狭さには毎度ながら驚きます。いや、「毎度」言うほど観てませんが。昔はムスカならすきだったんだけど、最近はムスカすら嫌いです。あの映画自体、どうやらジブリの中で一番人気あるっぽいのも納得いかねえ。ただの天邪鬼ですね。でもナウシカやトトロのほうが面白くない?
2位「ドラえもんのび太の新・鉄人兵団〜はばたけ天使たち〜」
新、の方です。大事な事なので2度言いますが、「新」の方です。これは極めて大事な事ですが、「新」の方です! なぜなら旧作はただの名作だからです。ドラえもん大長編の中でも「鉄人兵団」は名作で名高いですが、リメイクの「新」は名誉毀損レベルで駄作です。しかし、俺は「新」を観ていません。ごめんなさい。でもでも、ヒヨコが出てくる時点で目が当てられないの! ミクロスが活躍しない時点で(ry
3位「おおかみこどもの雨と雪」
さて「おおかみこども」です。なぜかこの監督は、オリジナルデビューしてから1作作るごとにクオリティを下げている感が否めません。というか極めて微妙な問題なのかとも思いますが、しかし、俺は「雨と雪」は面白くないです。嫌です。「サマーウォーズ」は、あれも「駄目だ」といわれてるみたいですが、俺は前向きに評価します。何様だ。でも嫌いではありません。何が「嫌」かと思うに、時をかける少女の頃から、いやもっといって「どれみと魔女をやめた魔女」の頃から、主題に対する考察が発展していないように思えるからです。「サマーウォーズ」は、何とか押し広げようとした感があったので、良かったと思ったのだけど、「おおかみこども」でまた収縮してしまった気がした。というか、「今回は子育てがテーマ!」とか販促打っといて、全然「子育て」がテーマじゃないでしょあれ。子育てがテーマと見せかけておいて、実は、いつもどおり「思春期の微妙な心の揺らぎ」みたいな物語後半がテーマだろ! 子育てがテーマだったら、あんなずさんなダイジェスト描写しないとおもう。なんだかんだ少年少女の自我の芽生えにテーマを回収していくのは、試合を無理やりホームグラウンドに持っていくようなもので、げんなりでした。あの子育てに関する一切のツッコみはなしか? 自家製タレのねぎまか? というか、あの監督は自分でオリジナルプロット作らない方がいいんじゃないだろうか。
4位「ドラえもんのび太の新・宇宙開拓史」
また「新」ですが、「新」で追加されたエピローグが、見事なまでの蛇足です。蛇足の見本のようです。「ここにもうひとつの宇宙開拓史があったんだね!」ハハッ
5位「秒速5センチメートル」
最後の最後になって「PVか!!!」と心の中でツッコまずにおれなかったのは俺だけでしょうか? この監督も、自分で文章書かないほうが良い方の1人です。