もうすぐ6月8日ですが、
6月8日、2008年日曜日、12時半ごろ。というのは「秋葉原無差別殺傷事件」が起った日付ですが。
(調べたところ2001年の、大阪府池田市の小学校の児童殺傷事件も同日だそうですが。)
その日はどんよりと曇っていて、重たい嫌な天気でした。
事件発生してから1時間ほど後の秋葉原に自分はいました。
何が起こったのかもよく知らず、山のような野次馬をただ眺めていただけでしたが。
しかしこの6月8日は、3・11と同等の重みで、心の中にわだかまっています。
ずいぶん迂遠な道だ。
こうして進むしかないのだが、しかしずいぶんしんどい。
まわりくどく曲がりくねっている。渦巻いている。
渦巻いて落ち窪んでいる。
遠回りだ。
しかし近道はないが。近道は崖で閉ざされているが。
ここまできたのだから。先に行こうと。
ずいぶん時間があったが、まだまだ足りないとおもう。
どこまで行ったのか。どこに来たのか。到着時刻はいつで、次の発車は何時なのか。
どのようにしてどこへむかえば良いのか。
なにがあり、なにをし、なんのために、
いかにして忘れうるのか・消え 得るのか。
どこに行くのか。
どこから来た、というものはここにあるのか、一体?
ここはどこなのか?
俺はなんなのか、ここにいる?
何に見て、何に見られて・見ているのは何で・何のためで、行くのか。どちらの方へ。
ここにきたのは何か。いつ・どこでか。いずれか。
どうしてか? いつ行くのか? どこにも?
どちら側・どちらの方向・移動?
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