① 空間・構造が正確に把握されているか
(創造すべきものについて真摯な姿勢で取り組めているのか。手を抜いてはいないか)
② 作品を通して思想・価値観のようなものをかんじられるか
(イメージの魅力のみで描かれていたり、単なるグラフや広告・プロパガンダであったりしないか)
③ 制作された時代にふさわしい、またはそれを超え得るような認識があるか
(作家は自身が生きている時代と向き合って、それを考えながら生きているのか。自己欺瞞はないか)
④ 時代・世間・自我にとらわれてはいないか
(作家は、自分とそれを取り巻く環境を認識したうえでそれを超えようとしているのか。無意識を信頼しているか)
⑤ 現実を重層的・多角的に認知しているといえるか
(一面的・妄信的になっていないか。「分からない物は認めない」「見たくない物は見ない」という姿勢ではないか)
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