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沼池(ぬまち)

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『 山 東 京 伝 』

2011年に発表した卒業制作作品『山東京伝』を、科白を差し替えてウェブへアップしました。

http://numachi.nukarumi.net/kyoden_common.html

右側に表示されるMENUの、フリーエリアへもリンクを張っておきますので、これからは時間が空いたときに何時でも何処でも見ることができます。見てください。

20110111235201
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「婆」(20070116)

うちのばあちゃんの話をしよう。
うちのばあちゃんは、呆けている。二年ぐらい前に脳溢血で倒れてから、呆けはじめた。歳だから仕方無い、というような事をお医者様は言っていた。始めの頃は手に負えないくらい非道かったけれど、最近はだいぶ落ち着いてきている。 うちのばあちゃんはいつもにこにこしている。テレビで漫才なんかをやっていると、しわくちゃの顔をもっとしわくちゃにして、笑う。でもばあちゃんの顔はてらてらとしていて、ほんのり紅い。しわくちゃの顔の中でそこだけてらてらとしているのは、変な感じだ。時々僕は無性にばあちゃんの頬を触りたくなるが、結局触らない。いつも手を伸ばしかけて途中で止めてしまう。あるときそんな僕の手をしげしげと眺めて、ばあちゃんは、ささくれがあるよと言ってにこにこ笑っていた。
一度、ばあちゃんが骨折したことがあった。階段から落ちて、右足を骨折したのだった。非道い骨折で、しわくちゃの皮が、血で真っ赤に染まって、その破れた所から赤い肉がぐちゃっとはみ出していた。強く握れば、きっと骨の硬い感触がべらべらした皮の上から、感じられただろう。でも僕はただ恐怖と不安で、自分の部屋に逃げ込んで漫画を眺めていた。
ばあちゃんには、独特の匂いがある。それはとても古いような、何かそそる匂いだ。みそべや(ってわかるだろうか?)のような匂いだ。僕はその匂いがけっこう好きだ。嗅ぐと、不思議と落ち着くからだ。だから僕は、心細くなると、ばあちゃんの元へ寄っていって、嗅ぐ。ばあちゃんは、にこにこしながら、僕が嗅ぐのを眺めている。そして時々、しわくちゃの顔をもっとしわくちゃにして、笑う。

20170124の夢をアレンジしたプロット


高校生の女の子。美人で頭がよく、自身の哲学を持ったしっかりとしたパーソナリティの持ち主だが、クラスメートからの風当たりも強くそれゆえにクラスでは孤立しがち。一時期拒食症になったことがあり、それ以来それをネタにいじめられることが多い。「食べんなよ。また吐くぞ」「ゲロ臭えんだよ。」等。昼食を取り上げられることが続いたため、現在は食べずに学校で1日過ごしている。毎日しっかりと登校しており、成績もよいため、それが逆に加害者らの神経を逆なでしている。
ある時、クラスメートが全員(?)昼食後に中毒死するという事件が起こった。彼女以外。彼女は事件への関与を疑われ、やがて姿を消す。
事件の謎と、彼女の行方の捜査が始まる……。
→実際の真犯人は、彼女のクラスメートのある男子生徒だった。彼女の狂信者だった彼は、ある時昼食に毒入りの弁当を持参し、何気ない調子でクラスメートへ配って回り、毒殺した。
彼女は(後に、精神世界で、)直接彼より真相を聞く。盲目な狂信者と化した彼は、彼女へと転生(擬態化)し、彼女の意思を離れたところで殺害と自死を繰り返すのだった。彼女は彼らの世界を遠く離れ、精神世界の底へ行方をくらます……

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