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沼池(ぬまち)

距離を測る。■管理:よしを(ヨシヲエモン) ■mail→ yoshiwoemon [at] gmail.com ■Click MENU.
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たいしたことない

今日電車に乗っているときに隣に座っていた親子、母親は40代前半ぐらい、息子は小学3年生くらい、がいたのだけど、雑談をしていたのだが、その会話のながれで、母が息子に「ママが居なくなっても大丈夫なようにしないとね」みたいな話になって、あるいは「ママが居なくなっても1人で暮らしていける?」というニュアンスだったかもしれないのだけど、それで子どもの方は「えー」とかあんまりというか、全然深くも考えない(考えられない)相槌しか打っていず、けらけらとわらっていたのだけど(というか雑談だったのだから当然なのだけどこういう反応は)、そんなとき母親が「たぶん、あんまりたいしたことじゃないと思うよー」という様なことを言った。
 隣で聞いていた俺としては全く不意の発言で、だから母親が息子に対して喋りかけたのか、自らに対してつぶやいたのか、判然としないように聞こえた感じがするのだけど、でも小3(推定)の子どもに対して、母親が突然居なくなるという状況は全然たいしたことじゃないわけないと思うのだが、もし俺が(いつか)自分の子どもに対して似たような話をしたとしたらもっとおどしかけるというか、自分であるところ保護者不在の“恐ろしさ”をおかしく誇張して喋っていはしないかとか思ったのだが、だからその母親のそのことばはすごく、なにか強い思想のような、価値観のような、独特なそういうものを背後に持っているように感じさせたのだが、つまりは意図が俺には全然わからなくて凄い、というかいっそ不気味というような感じがした。
 でも、すぐに思い直して、というのは、世の中は所詮そのようなものかもなーとか紋切り型に考えたこともあったし、また自分が今現に1人暮らしをしていることを考えて、もしかしたらその母親は、自分が親から自立したときのことを思い出しながら「たいしたことない」といっただけかもしれず、その意味では、たしかに、俺個人的に考えても「ちょっと大変だけど、「たいしたことない」といえるなら、たいしたことはないことだ」と思った。そしてその母親とおれ自身とが全く他人同士であるので、もし本当にここでその母親が居なくなってしまったとしても少なくともおれ自身は、その母親が言うように、たいして困りはしないよな、とも思った。しかしこれは全然もとの発言の意味を外れている訳だが、俺が困らないのだから、もしかしたらその小3(推定)の息子も困らないかもしれない、となぜか思ったのだった。それくらいのつよさの「確信」を俺には想起させる程度の、言い方がその不意の声にはあったと思う。
 その発言をうけてなぜか子どもは「毎日「買い弁」(弁当を買って食事を取ること、だと思う)しちゃうよー」とか、いって、まいにち買い弁だとおかねかかっちゃうねーどうしよっかーみたいなまたふたたびもとの雑談に戻っていった。
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"遠ざかる"の修正

"遠ざかる"

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20131020110300

『バナナブレッドのプディング』大島弓子

「つまり あなたはあ 近親相姦願望はとどまるところ胎内復帰後退性思考だというのね」
「そうです」
「じゃ まさかあなた それは同性愛思考に結びつくなんていうんじゃないでしょうね」
「そのとおりです」



 大島弓子の作品には、こころが崩れてしまうヒロインが沢山でてくる。
 『八月に生まれる子供』、『ダリアの帯』とかが有名だけど、他にも同趣異題の作品はいくつかある。概して、大島作品のヒロインたちは、どこかおぼつかなく、それこそフロイト的な意味での「自我」の形成との対決に曝される場合が非常に多いような気がする。

 『バナナブレッドのプディング』
 そしてこの物語の主人公は山の中の精神病院送りにならず、きっと救われるだろう。
 そして彼女を取り巻く全ての人たちも。
 彼女が彼女の周囲の人たちを救い、彼女の周囲の人たちもまた彼女を救うので、その2つは同時におしまいまですすむ。『バナナブレッドのプディング』の複雑さは、そういうところに起因しているとおもう。


 私は新潟教授に一番共感してしまう。
 最後、泥酔してぶっ倒れた教授は、果たして救われた、のだろうか?

 衣良と教授とは、実のところ光と影のような関係ではないか。俺が教授を贔屓目で見ているだけかもしれないが、衣良の影つまり補償的な面として、新潟教授が存在しているようにおもう。
 だからして、衣良が救われるならばそれは教授の救済をも意味していることになる。最終章の副題「お酒の力を借りて・・・」が、教授のことを指しているようにとれるのも興味深い。お酒の力をかりているのは、衣良ではなく、峠でももちろんなく、教授と、それからさえ子&哲学科3年なのだ。
 こういう風に考えたらどうだろう。教授が「お酒の力を借り」たから、衣良は最終的な転機を迎えることができ、さえ子も「お酒の力を借り」たので、峠は衣良を迎え入れることができたのだ、と。
 『バナナブレッドのプディング』では、こうした相互性・相関性のようなものが興味深く描かれる。

 この記事冒頭に引いた、作中では最終頁直前に描かれている、さえ子と哲学科3年との会話がある。この難解(?)な議論は、何のことだろうか。
 表面的には、さえ子の恋愛感情に根ざした一連の奇行に対する評価として読める。フロイト風だが、適当に言葉を連ねただけのような「じゅずつなぎ思考」。
 そうだろうか? この直後に衣良が同じ晩に見た夢が語られて物語は幕を下ろす。であるならば、この2つの間に何らかの関連性を見出さずに本を閉じてしまうだろうか? というか、要するにそこを「読まない」なんて、面白くないってことなのだが。
 結論から申せば、この一見奇天烈な「じゅずつなぎ思考」の分析は、そのまま衣良に当てはめることができるだろう。

 「近親相姦願望」とは、衣良の沙良に対する強い依存のこと。そしてそれは同時に「同性愛思考」でもある。そして、それを通じて、衣良の、根強い「胎内復帰後退性思考」が表現されている。

 もちろん、どう読むかは読む人の勝手で、これは1つの納得の仕方でしかない。そしておれは(が)、ひとつの「青写真」として、この文章を完結させたいと思っているだけなので、他の人には全然関係なかったり、または興味深かったりするだけかもしれない。

 閑話休題。近親相姦願望=胎内回帰願望=同性愛願望とつなげていった時に見えてくるのは、つまり、「娘の、母との同一化願望」ということではないだろうか。衣良にとっては〈母=姉の沙良〉で、そして沙良こそが衣良にとっては、だれよりもいっそう「衣良自身」だった。


(※お詫び:以下に続く文章ですが、私よしをが、作品を誤認して書いていました。作品論としては不適切な文章でしたので撤回させていただきます。失礼致しました。詳しくはコメント欄をご覧下さい。)




マザー・テレサ 'Give the world the best you have'   試訳

(参照先:http://bottomlineisthat.blogspot.jp/2012/10/blog-post_7321.html?spref=tw

ーーーーーー

人々は、不合理で、非論理的で、勝手気ままです。
それでも尚、彼らを受け入れましょう。

あなたが親切にしていると、人々はあなたの独善と、下心とをなじるかもしれない。
それでも尚、親切に生きなさい。

あなたが成功を勝ち得ると、あなたの元には悪い仲間が集まり、真の敵が見出されるでしょう。
それでも尚、成し遂げるのです。

あなたが正直で実直に生きていると、人々はあなたを罠にかけるかもしれません。
それでも尚、正直で実直に生きなさい。

あなたが何年もかけて積み上げてきたものを、人は一夜で破壊してしまう。
それでも、尚建てるのです。

あなたが平穏と幸福とを見出すと、人々は嫉妬するでしょう。
それでも、尚幸福であることです。

あなたが今日為した善は、明日には人々に忘れられてしまうでしょう。
それでも尚、善を為しなさい。

世界に、あなたの持てる最良のものを与えましょう。
それは一層、満たされることはないでしょう。(世界は尚欲するでしょう。)
それでも尚、あなたが得てきた、最善のものを差し出すのです。

最後になって、あなたにはわかるはず。
これはあなたと神との交感であって、
あなたと諸人とのそれでは、決してなかったのだと。

ワースト5

ラピュタやりましたね(遅

先日街中を漕いでたら
「ラピュタ観た?」
「途中まで見た」
という女性2人の会話が耳に入ってきて、ああ・本当に世の中の人たちはラピュタが好きなんだなあと思ったのですが、自分はというと、ラピュタは、どうも小さい頃から苦手で、ナウシカやトトロは結構好きだったんですけど、ラピュタは、どうしても、主人公二人のあまりの勧善懲悪っぷりが苦手で、「ムスカ頑張れ! お前が王だ!」とばっかり思っていたんですが、とにかく嫌いです。

そんなわけで、嫌いなアニメ・ワースト5です。なんなんだ。寸評つき。

・・・しかし、以下ほとんどただの愚痴ログになってしまいましたので、気を悪くする自信のない方のみ、どうぞ・・・↓


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